行間を読む

男同士の言葉に出来ない何か

MAJOR 2nd


→光×大吾.寿也×大吾.大吾総受け

→原作3巻既読

無印の方を書いたので、息子くん達の方も書きたいと思います。
まぁ、めっっっちゃ萌えたんですけどね。

今回はまだ完結していませんし、主人公2人がこれから成長期と言うこともあり現状での話になります。
それを踏まえた上でよろしくお願いします。

主人公である大吾くんが父親である吾郎くんに似てないようで、本質が似ているのが凄く好きです。
野球が好きで好きで堪らないけどプレッシャーが大きすぎて背負いきれなかった大吾くんは、きっと「プロ野球選手」になる前提で野球をやっているから辛いのかなって思っています。
いい意味で大吾くんは「普通」なんだと感じました。

光くんは、寿也くんの遺伝子受け継ぎまくりでもう無双状態。あれ、光くん主人公じゃいの??レベル。けれど、家庭環境が複雑です;;
私は悲しい。佐藤家はどう足掻いても幸せと寄り添うことは出来ないの?
それとも、佐藤家は茂野家に出会うことが最大の幸福なの??
もう、泣くわ;;

今回はピッチャーとキャッチャーが逆なんですよね。ピッチャーが光くん、キャッチャーが大吾くん。それが上手い流れでそうなって、無理やり感がないのがまた最高。狂おしいほど萌える。

この2人は一件、自信のない大吾くんが自信に満ち溢れてる光くんに依存しているように見えるんですよね。でもどちらかと言うと光くんの方が大吾くんに依存してるような気がします。2人とも父親とは違って、ズブズブの共依存なのは変わりないんですけどね。
根拠はないんですけど、光くんの方が深い闇を抱えてそうな気がするんですよ。で、導くのは大吾くんであって欲しいなって。
お父さん達にはないニコイチ感が堪らないですよね~。

吾郎くんと寿くんは、お互いが高め合うライバルであり、理解者、孤独の共有、唯一無二の存在だったわけなんですよ。
それに引き換え大吾くんと光くんはお互いに足りないところを補い合っているんです。お互いに高め合うけど、ライバルではなく支え合う存在なんです。2人にしかわかり得ない「2世」特有の悩み。大吾くんが持っているコンプレックス故の孤独や、光くんの両親が離婚してしまった故の孤独。この孤独はイコールでは結ばれませんが引き合うものはあるのだと思っています。唯一無二の存在なのは親子そろって変わりないですね。

吾郎くんと寿くんって、人としての成長は描かれていましたけど完全に「出来る」部類での成長だったんですよ。なんというか完成された成長?みたいな。
その点、息子さん達は本当にどう転ぶかわからないですよね。そこが不安でもあり、わくわくもします。

個人的には光くん→→→→→→→→→→→→→→→→→(越えられない壁)→→→→→→→→←←(←←←)大吾くん
くらいが大好きです。

何より、やばいのが寿くんが大吾くんのコーチになったことです。
あ~~これは業が深い。
というか寿くんの第一子が男の子で吾郎くんの息子と同い年って、やばいよ。もう業どころじゃないよ。なんか呪いに近いものだよ。いつ、光源氏計画が起きてもおかしくないよ;;
吾郎くん娘もいるんやで…なんで佐藤家は総スルーなんや。いずみちゃんが寿くんにガンガン絡んだ時も苦笑いだったし。
んんんんんんんんんん、でも堪りません!!!!
ありがとうございます。

大吾くん、光くんバッテリーには是非甲子園に行って欲しいと思います。