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男同士の言葉に出来ない何か

中島先生

中島保先生が好き過ぎてしんどい。
フジテレビで放送されていたドラマ「ON」に登場する心療内科の先生なんですけど、私の好み過ぎて胸が苦しい日々を過ごしております。

ドラマの内容はかなりグロい。海外ドラマ「ハンニバル」を思い出させるようなしたいが山ほど出てきます。主人公の藤堂比奈子は感情の起伏がゼロに近く、「何故、人は人を殺すのか」ということに疑問を感じているサイコパスに近い様で遠い人。そんな主人公を気にかけるのが先生なんですよ。
先生めっっっっちゃ優しいんですよ。人を思うことも人に寄りそうことも出来る。けれど、優しいからこそ、その優しさが仇になるわけで。善の行為を成し遂げるには倫理に反することもしなくてはいけないわけで、善=善ではないですよね。
そんな中でも、良くあろうとする先生が好きです。
一生懸命で誠実な人が大好きなんですけど、先生は自分の手は汚さず殺人をする人なのでもう「善人」ではないんですよね。いくら良き人であろうと、してはならいことをした時点でもう先生は「悪人」なんですよ。

あ~~~中島先生~~~。

どうして先生では藤堂を救えないのか。きっと同じ場所に立っちゃうからだなと思いました。藤堂がいる位置はとても危険で、本来なら「そこは危ないからこっちこい」って言って「普通の場所」に引っ張ってくれる人が必要であって、中島先生のように共感してくれる人ではないんだなと感じました。
共感はとても大切なことですけど、藤堂にとっては共感は「肯定」になってしまいますからね。
でも中島先生は藤堂をめっちゃ心配してるんだよ~~。
あ~~~中島先生結婚して~~。
善の為に人を操って殺人しちゃうやばい人だけど、先生に「うんうん、そうなんだ」って言って貰いたい。私の話聞いて欲しい。
私は先生の帰りを待つ嫁になりたい。
本当に好き過ぎてしんどいです。