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男同士の言葉に出来ない何か

CRISIS

→田丸×稲見

→ドラマ視聴済

※ネタバレあり

金城作品が大好きなので今回も期待していましたが、期待通り面白かったです。本当に最高で金城先生に合掌するレベルでした。

今作は「闇の向こうには国が動いている」、「警察は正義ではない」というのがテーマでした。どの回もすっきりしなく、世の中の不条理さが作品から感じられました。アクションも最高で、台詞のないアクションシーンだけの場面が一番好きです。警棒を出すところも最高で、稲見さんと田丸さんが一緒に警棒を出すシーンは仮面ライダーの変身シーンに匹敵するレベルでかっこよかったです。

とか言いながら、萌えたんですけどね。
稲見さんは元自衛隊員でやばい任務もこなしていました。軽薄で明るく、女遊びも激しく正しく「チャラ男」という感じなんですけど過去がヤバいだけに稲見さんの軽薄さや明るさが痛々しかったです。田丸さんは元公安で潜入捜査や国家に関わるヤバい任務についていました。生真面目なだけに「あ~しんどいだろうな」と抱えている闇の深さを感じとれました。
この2人正反対でそりが合わないかと思ったら、案外仲良しなんですよ。なんやかんや田丸さんは稲見さんを心配してくれているし、稲見さんは田丸さんを心配しているんですよ。んんんんんんんんんん、堪らないですね!!!!!
テレビを観ながら「アザッス!!!!! アザッス!!!!!」と何度拝んだことか。
特に最終回がヤバかったんですよ。稲見さんの過去の仲間である結城さんが復讐の為にテロを起こすんですけどその時、田丸さんが稲見さんに言った台詞が最高なんです。
「自分を罰するために死のうとするな」
「お前は俺だ。俺の前でお前を死なせるようなことはしない」
え~~~こ、公式~~~~。
夢か。夢なのか?
夢じゃない~~~。
表裏一体というよりは、共同体のような関係だと思いました。お互いに抱えているものの重さや辛さがわかるだけに惹かれ合うものがあるのだと感じました。

特捜班が国家の仇となるような雰囲気で終わったんですが、そりゃそうだろうなと思いました。この作品の登場人物ろくなのがいないので、この面子が敵になったら最高に面白いだろうなと思ってしまいました。普通に見たいです、先生~お願いします。
「CRISIS」って「危機」ってことですけど、国家の危機を特捜班が解決するって意味ではなくて、特捜班という存在が国家にとって「危機」になりうるって意味かなと個人的に思いました。

本当に面白いかったです。
次作品も期待しています。
その前にボーダーがやるんですよ。金城先生、私にあまり餌を与えないで下さい。新作まで我慢出来なくなってしまいます。

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