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男同士の言葉に出来ない何か

シャーロック 忌まわしき花嫁

※ネタバレです。

ヴィクトリア朝シャーロック。
最高でした;;
正典の大切なところを押せさえ、尚且つシャーロックらしさも出すという最高としか言えないほど素敵な作品でした。ありがとうございます。ありがとうございます。
テーマとしてもヴィクトリア朝らしいもので、女性の扱いに対する不当さはこの時代背景ならではでした。オレンジの種5つが出てきた時点で迷宮入り、もしくは裁けないなのはわかっていましたし。
私は正典で「犯人は2人」と「まだらの紐」が凄く好きなんですが、ユースタス邸で2人が深夜に語らうところで死にそうでした。
「あ~これ絶対まだらの紐。この雰囲気は絶対まだらの紐。ころすきかよ;;」
ネットで確認し、まだらの紐だとわかり無事死亡。
ありがとうございます。ありがとうございます。
しかも、中盤で無事死亡の私に追い討ちをかけるように現代へと時代背景が移り、絶叫。
「ああああああああああああ、好き、もう好き」
この持って行き方はずるいですよ。今作をヴィクトリア朝の特別編と鑑賞していた筈なのにまさかのS4への布石。
本当にスタッフ大好き。
今回の話はシャーロックのマインドパレス内での出来事で、S1~S3までの記憶の整理、そしてS4への導入が目的とか。いい意味で騙されましたよ。
シャーロックにとってはモリアーティとの決別を意味していたわけで。現代で死んだ筈のモリアーティが実は生きている可能性を感じてマインドパレスで似たような事件、つまり忌まわしき花嫁の事件を準えて「果たしてモリアーティは本当に死んだのか」を推理したわけと。
は~~~ゲイティス先生、モファット先生に足を向けて寝れない。
すっきりした顔のシャーロックたまりませんでした;;
S4への布石も十分でした。
個人的にきになる点は「赤ひげ」、「マイクロフト」、「モリアーティ」でしょうか。
赤ひげに関しては「ウィリアム」がいかにして「シャーロック」になったのか、マイクロフトとシャーロックの仲が悪い理由が深く関係してくるようです。とは言っても脚本お2人のインタビューで赤ひげの大筋はわかっているもののシャーロックの内側に焦点をあてているとなるとかなり気になります。
マイクロフトに関しては、フラグ立っている気がするんですよ。今作のマイクロフト、めっっっちゃデレましたもん。シャーロックに。リストの辺りからかなりやばかった。死ぬ。
そしてS4では死亡説が噂されています。このデレがフラグとか…いらないから!!!
本当にいらないから!!!
ゲイティス先生、ご慈悲を;;
モリアーティに関しては、今作でモリアーティが死んでいるのは確定しましたし、S4に対するモリアーティの介入の仕方が全くわからないということです。モリアーティの意志を引き継いだ組織?弟子が妥当かな??
ちなみにS4のテーマは、 「Thatcher」「Smith」「Sherrinford」です。トレーラーの話もしたいですが長くなるので割愛。

最高オブ最高としか言えない今作。好きなところはたくさんありますが特に気に入っているのはこの2つ。

「初歩的なことだよ、ワトソン」
「僕は時代さえ超越する」(曖昧)

この2つ!!! もうしぬ!!!
私は「んんんんんんんんん!!!」しか言えませんでした。
「初歩的~」は正典では言っていない台詞を敢えて言ってくれるとか…泣くしかないです。ファン冥利につきます。
「僕は時代~」はやばかったです。もうやめて、私のライフはとっくにゼロよ状態。本当にかっこいい。好き。この台詞をシャーロックが言った後、「ギャー抱いて!!!」って絶叫したい;;
ジムちゃんの「ホコリは人間の皮膚」も好きです。


最後のヴィクトリア朝から現代に移り変わるシーンが最高としか言えなくて、「本当に超越してる;; 過去にも現代にもホームズはいる;;」って気持ちなりました。

S4が楽しみ過ぎて、死にそうです。