行間を読む

男同士の言葉に出来ない何か

シャーロック 最後の問題 ※追記

※ネタバレあり

この前に書いた記事も、そうとう抑えたんですよ?
書きたいことはあるけど、これ以上だらだら書くのは良くないから止めておこうって…。
でも結局、書き足りなかったんで書きます。

まず、モリアーティについて。
モリアーティが登場した際にかかっていた曲が、Queenの「I Want To Break Free」だったんですよ。邦題だと「自由への旅立ち」。
好き放題に生きているであろうモリアーティに「自由」って意外だなとか思っていたんですけど、これって「生きることから解放されたい」ってことなんじゃないかと感じました。
生きることに対して関心がなかったですし、この曲がモリアーティ再登場にかかったのは実際にモリアーティは「生きることから解放された」からじゃないかな~~と思いました。
他に、気になったのは「僕の部下気に入った? 彼、こう見えてスタミナがないんだ。終わったあと優しくないんだ」と言う台詞なんですけど…。
もしかして、この部下の人とジムモリ肉体関係ある?? 部下全員と関係ある??
は~~~~やばい。
私の頭はポンコツなんでそこのとこはわかりませんが、私にはそう捉えることが出来ました。
なら、何故その台詞が必要だったのか。
ユーラスも同性と関係持っちゃったらしいので、ユーラスとモリアーティは似ていると伝えたかったのかなと思いました。
あとモリアーティに弟がいたとか驚きなんですけど。

「彼の弟さん駅長で、羨んでたって知ってた?」

知らなかった!!!!!!
知らなかったよ!!!!!!
ユーラス、待って…待って欲しい…。
弟???
おとうと???
は??? おとうと…。
んんんんんんんんんんんん、公式…こうしき…。
どう足掻いても一人っ子オーラしかないのに、お兄ちゃんだったの?? しかも弟は「駅長」で、
羨んでいた???
えっ~~~しんどい。しんど過ぎる…。
寧ろ弟、馬鹿にしてそうなのに…羨ましかったんだ。
「普通」の人生を歩んでいる弟が羨ましかった…は~~~~もう何を言っていいのかわからない。
頭抱える。
最後の最後にでかい爆弾落とされた気分です。
私、本当にジムモリ大好きだな~~。
大好きなんですよ~~。
わ~~~~もう本当に好き。

次にマイクロフトについて。
お兄ちゃん!!!!!! 不器用過ぎ!!!!!!
家族のことをとても大切に思っているが故に、恨まれ役になってしまうとか。胸が苦しい。
しかも、マイクロフトは自分の役割に納得しているのがね…。
涙出てきそう…。
自分が憎まれ役になって死のうとしたところは、かなりヤバかったです。
シャーロックには鬱陶しがられ、両親にはユーラスについて怒鳴られ、ユーラスには恨まれていた。
マイクロフトはみんなの最良を考えた結果なのに。
頭がいいが故に、自己完結しちゃうから独り善がりみたいになってしまうのかなと思いました。
いや~~それでもマイクロフトは家族が大切なんですよ…大好きなんですよ…。
「長男」としての役割を必死に果たそうとしている。健気じゃん。マイクロフト健気。
ジョンには「自業自得」って言われてたけど…確かにそうだけど…。
頭いいんだから、もっと他にやりようがあったと思うのに…不器用過ぎでしょマイクロフト。
最終的には分かり合えて良かったです。

本当にあふれるこの思いをどうしたらいいんですかね?

シャーロック 最後の問題

※ネタバレあり

な、なにから書くべきですか。
もう感極まって書くことすら、ないような気がします。
体感的には、3時間越えの映画を観たような気持ちです。
情報過多過ぎて…書きますけどね、書きますけど。
本当に無理…。

最初からマイクロフトが死にそうな雰囲気があって、ビクビクしました。フラグ立ってたので死ななくて良かったです。
マイクロフトが過去の家族の写真を見て笑ったのが結構意外でした。マイクロフトはシャーロックを「家族としての義務」から庇護の対象としていると思っていたので、写真を見て自然と笑みが零れるマイクロフトの姿から「家族としての愛」であったことに感動してしまいました。
お兄ちゃん、分かり難いよ~~。

そして、ベーカー街221Bが爆発!!!!!!
爆発がCGじゃないの最高!!!
は~~のっけから飛ばしますね。
分かんないけど、私泣きそうでした。
なんか、「シャーロックだ!!!」って感じがしたので。
爆発からの、海賊!!!!!!
んんんんんんんんんんんん、シャーロック、夢叶ったじゃん…良かったねと的外れなことを言ったのは私です。
ユーラスが幽閉されている場所の名前が「シェイリンフォード」であることに、皮肉を感じました。私は「シェイリンフォード」を「未完成」という意味が含まれているんじゃないかと思っている人間なので、人として超越してまったユーラスが「未完成」の場所にいるのは皮肉がきいているなと思いました。
お兄ちゃんの変装やジョンの冴えてる勘も最高でした。
ユーラスのサイコパスって感じも凄くて息を飲みました。

でもね、でも。
私の中で最高にハイだったのは「ジェームズ・モリアーティ」の再登場でした!!!!!!

ヘリコプターで登場!!!

決めポーズ!!!

BGM!!!

「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
最高だよ!!!
お前が一番輝いているよ!!!」

わたし!!! 大歓喜!!!!!!
彼が死んでいることには変わりないのですが、モリアーティも関与しているという事実に…感謝しかない。
シャーロックの「最大の敵」はあくまでも「ジェームズ・モリアーティ」ですから!!!
今回の事件が、ユーラスとモリアーティの共同というのが堪らなかったです。5分の密会で、これだけシャーロックを苦しめることが出来るモリアーティ最高かよ…。
ここで、ユーラスは「人を再プログラム」することが出来ると考えるとモリアーティも再プログラムされていた?と思ってしまったんですが、ユーラスと会う前から「生きることに関心がない」、「自分の死が起爆剤になるのならなおさら」と知り安堵。
ユーラスと会っていても、モリアーティのシャーロックを陥れる計画は変わりなかったんだと思いました。良かった~~。
モリアーティには「最高の悪役」でいて欲しい人間なので、本当にそこは譲れないです。

「人に影響されるなんて…モリアーティじゃない!!!」

くっっっっそめんどくさいファンですね。拗らせ過ぎです。
でも、私が一番好きなのはシャーロックですよ!!!

流石に「あかひげ」がシャーロックの「ともだち」であることには驚きました。過去に「あかひげ」のことを書いたことがあるんですが、検討違いの解釈。やはり殴るべきでしょう自分を!!!
そもそも「最後の問題」というタイトルが提示しているのは、「ユーラスの存在」ではなくシャーロックがいかにして「シャーロック・ホームズ」になったのかということ言っているのだと思いました。
勝手な解釈ですが、「あかひげ」の時に「ウィリアム」が死んで、「シャーロック・ホームズ」が誕生したんだなと思います。
そう考えると友の死で「機械」にされてしまったシャーロックが、ジョンと出会うことで「人」になるの凄くないですか???
凄い…泣ける…。
この流れから、シャーロックがとても感受性豊かで繊細だったということがわかり、本当に胸が苦しい。
「感情を切り離して物事を考える…そうしないと感情に飲まれてしまうから…飲まれやすいから…」
は~~~~~~~~。
ユーラスはサイコパス。シャーロックはソシオパス。わ~~ソシオパスがここで効いてくるのはズルいですね。
拝むしかない!!!
EP3のシャーロックは人間身あふれていましたからね!!!

最終的には「誰かに見つけて欲しい」というユーラスにしかわかり得ない思いが起こした事件でした。みんなが馬鹿に見えて、みんなに自分は見えていないように思えてた。
一歩間違えれば、シャーロックだってそうなっていたかと考えるとやばさが際立ちますね。シャーロックには「ジョン」という理解者がいた。ジョン以外にもハドソンさんメアリー、モリー、マイクロフト、グレッグ、アイリーンがいた。シャーロック愛され過ぎ。
たくさんの人の愛を貰ったシャーロックが、今度はユーラスに愛を注ぐ展開は全シーズンを通したひとつの集大成だと思いました。

──メアリーが僕の命に価値を与えてくれた

多分、ここにも触れているような気がします。だって、ユーラスを救えたのはシャーロックしかいないんですから。

最後は泣きました。
だって、あの締め方はズルいでしょう。メアリーの語りで締めるとか泣く以外の選択がない。
ユーラスに愛を注ぎ、家族の愛を繋ぎ、221Bを綺麗にし、事件を解決しながら、ロージーを育て、様々の人と触れ合っていく。
なに、これ。大団円以外の何ものでもないでしょ。
メアリーの語りも最高でした。

「 私の知る、もっとも善良で賢い男たち。私のベイカーストリートボーイズ。シャーロック・ホームズとドクターワトソン 」

そして、ならんで走る2人。

合掌!!! 合掌!!! 合掌!!!
これ、視聴者にも言っていますよね。
「伝説は終わらない。2人は変わらず、そこにいてずっと事件を解決している」ってことですよね。
本当に痺れる。
終わり方もいつまた始まってもおかしくない感じでしたし、ワンチャンあると私は思っています。

いや~~でも、私は人間身がないシャーロックも大好きでしたから中間くらいでいて欲しいですね。
モリアーティは納得しないであろう終わり方でしたが、私は本当に満足しています。

原作「シャーロック・ホームズ」が読め、「シャーロック」が観れたこの時代に感謝しかない。
長い間、私を楽しませてくれてありがとう御座いました。
シャーロックは確かに生きていた…生きていた…号泣。
シャーロックに関わる全ての人たちに感謝。

本当に、本当に素敵な作品を作って頂きありがとう御座いました。

シャーロック 臥せる探偵

※ネタバレあり

前回「六つのサッチャー」について感想を書いていたときの自分を殴りたい。
先生方が、意味のないことなんてするわけないじゃん!!!!!!
私、馬鹿なんじゃないの??
完全に先生方に踊らされてるじゃん。
拝み倒します。
ありがたや!!!!!!
ありがたや!!!!!!
感想書きます~~。

もう、のっけからシャーロックが痛々しくて泣きそうでした。まぁ、ヤクやってたところで「は~~シャーロック・ホームズ」ってなりましたけど。
今回は、特にハドソン夫人がめっちゃめっちゃ輝いていて笑っちゃいました。シャーロックに銃を突きつけ手錠で拘束し、車のトランクに入れられるのはハドソン夫人しかいない!!!
夫人、カタギじゃないですね~もう、最高かよ。
カーテクニックもカッコ良すぎでした。やっぱり、シャーロックの周りにいる人は変わっていて尚且つ、シャーロックのことを理解してないと駄目なんですね。
ハドソン夫人はシャーロックを「感情的」だと思っていると知り…わたしは…わたしは…。
んんんんんんんんんんんん、泣くしかない。

脳内のメアリーと会話するジョンの時に「イマジナリーメアリーだ」とか思ってごめんなさい。
確かにそこに存在し、ジョンに的確な指示を与えているから生きているように見える出演がしんどかったですね。
ジョンだけのことではなく、シャーロックのことも心配しているのが…またね。

最初から半ばにかけて、「真実はどれなのか」と思っていたら全部真実!!!!!!
本当に吐きそう…感動で震える。
メアリーはジョンのことも、シャーロックのこともわかった上で「地獄に落ちろ」と言ったんですね…本当に前回の自分を殴りたい。許して下さい。私は、浅はかだったんです。
もう、メアリーには適いません。
「きっかけ」を作ったメアリーは本当にいい女。調子いいな、私。
ジョンはわかっていた。シャーロックのせいじゃないことも。自分に負い目があることも。それをシャーロックに話したことで、「現実」として受け入れることが出来たんですね。
「シャーロック」に告げることがジョンにとっての良薬だった。
ジョンに寄り添うシャーロックが優しくて、優しくて…。
やっぱり、人間らしくなったよシャーロック。
ここで特にやばいのはシャーロックが「僕たちは人間にすぎないのか」って言ってあと、ジョンが「君が」って訂正するんですけどシャーロックが「君が」って更に訂正するんですよ。
ここ!!!!!!
ここかなり、やばくないですか???
ジョンがシャーロックを「特別視」していたのは一目瞭然なんですけど、それを上回る形でシャーロックはジョンを「特別視」していたんですよ。
自分が変わっていることを理解した上で、自分の隣にいてくれるジョンにシャーロックは心の底から感謝していて、尊い存在だと思っているんですよ~~もうやめてくれ~~。
ジョンはシャーロックを「ヒーロー」として見ていて、シャーロックはジョンを「聖人君子」だとして見ている。
やばい…やばい…。
わたしは一体なにをみているんだ…。
この時なんか胸が凄く痛かった。
シャーロックもジョンも、出会った瞬間からお互いに救われていたのか。ジョンはシャーロックを「奇跡」だと、シャーロックはジョンを「奇跡」だと思っている。
うわ~~~~。
泣くしかないよ…泣くしかない。

もう、ここだけでお腹いっぱい胸いっぱい。チラつくシェイリンフォードは敢えて気にしないで、ジムモリも最大の敵ってことで大団円にしとこうぜ、とか思っていたら爆弾投下!!!!!!

先生方!!!!!!
せんせいがた!!!!!!
神か?!?!?!

最初から伏せんが散りばめられていた。伏せんが…伏せんが。
やっぱり、ジョンの浮気には理由が合った…。でもさ、「シェイリンフォード」が女性だとは思わなかったよ!!!
てっきり、「シェイリンフォード」=「シャーロックホームズになれなかった」=「未完成な探偵」=「弟」だと思っていたので…素人の推理とはなんと浅はか。しかも、ジェームズ・モリアーティと繋がりがあるぽい!!!!!!
ジムモリとですよ!!!!!!
最終回にして、ジムモリ登場とか本当にわたし大歓喜なんですけど!!!!!
S1EP1もジムモリで始まったんですから、最終回もジムモリで閉めて欲しいと思っていたので…わたしかんき、ころんびあ…。

けれど、疑問は残るばかり。そもそも、実の兄弟ならなんで「あの」シャーロックが見抜けなかったのか? マイクロフトの監視は? と思うところはありますが、先生方はそんな視聴者の疑問をとんでもない展開で解決してくれるのでしょうね。

他にも書きたいことはやまほどあるんですけど、支離滅裂になりそうなのでここまでにしておきます。ビックリマーク多様し過ぎでやばい…。

来週でシャーロックが事実上の終わりを告げるとか、これから何を生きがいにしたらいいのか本当にわからないんですけど?
わからないんですけど、来週楽しみにしています。

最後に。全シリーズ通してジムモリの手の平で踊らされていたとかなら震える。というか泣く。

本当に素晴らしかったです。
面白い作品をありがとう御座いました。

シャーロック 六つのサッチャー

※ネタバレあり

シャーロックS4が始まりました。本当に待ってました!!!
今シーズンが一応ラストということで、気合いを入れて観たんですよ。観たんですよ…。
感想…かんそう書きます。

まず、観終えた時の第一声は「はっ?!?!?!」です。
だって、そうでしょう。モリアーティの謎、メアリーの出産、犬も出てきて「シャーロックが始まったぞ~」とか思っていたのにあの結末。視聴前の自分を殴りたい。
「もっと腹くくって観ろよ!!!!!!」
んんんんんんんんんんんん、だってラストシーズンなら誰もが大団円って思うじゃないですか。これ、絶対大団円にならないやつ…。
のっけから、モリアーティの臭いを漂わせて起きながらメアリーが落ちなのは驚きました。原作でもジョンとメアリーは「悲しい別れ」と書かれているし流れとしては仕方がないことだと思うけど、これラストシーズンでやらなくても良くないって感じです。
「なんで殺したし…」って気持ちが凄く強いです。
あとジョンが浮気をするシーンは必要だったのか。女好きではあるけれど、そこまではっきり描写しなくても良くないって感じです。
そして何より、ジョン!!!!!! ジョン!!!!!!
シャーロックに対するジョンの怒りは個人的に八つ当たりのような気がするの…。
私、シャーロック好きなのでこれからメアリー、ジョンに酷いこと言います。

確かにシャーロックは何があっても3人を守ると誓ったけど、父親が頑張れよ。何、他人に父親の責任以上のものを押しつけてるだよって思いました。シャーロックが3人のことが大好きだからって夫婦そろっておんぶに抱っこはないでしょ。
メアリーが「凄腕スパイ」なら報復にいつ合ったっておかしくないし、多くの人を殺しておいて「平凡な幸せ」って無理があるでしょ。他者の「幸せ」を奪っておいて自分は「平凡」を望むとか。
無理過ぎ。
しかもメアリーを守る為にシャーロックは人を殺しているんですよ??? もう十分過ぎるくらい「約束」を果たしているわけですが、それは…。
それじゃ駄目なんですかね。
ジョンだって、浮気してたわけだし。別にジョンに聖人君子を求めているわけではないですけど、いますべきことはそうじゃなくない?って思いました。
大切な人が目の前で亡くなって正常でいられるわけがないので、ジョンの怒りもわかりますが…メアリーの死後「シャーロック以外なら頼る」とか。
ジョン…お前ってやつは、お前ってやつは…。
しかも!!!!!!
死してなお、メアリーはシャーロックを縛るのか。もうそれは、お願いでも約束でもなく「呪い」だよ。
シャーロックも相手を煽ってしまった罪は重いですが、あれはメアリーから銃を自分に向けされるように仕組んだわけだしとか…贔屓目ですかね。
でも!!!!!!
今回のエピソードで誰よりも働き、誰よりも人に心を砕いていたのはシャーロックだと私は思います。
シャーロックを人間にしたのはジョンなのに、いつの間にかシャーロックの方が誰よりも人間らしくなってしまっていたとか。しんど過ぎでしょう…。

私、昔のノートに「早くシャーロックが世の中の一部になってしまえばいい」って書いていたんですよ。「特別の存在」ではなく、「シャーロック」として在って欲しいって。そうしたら、ライヘンバッハヒーローみたいなことにはならないと思ったんです。あれは、モリアーティが「大衆」を利用したはなしでしたから。
でも、今回のエピソードでシャーロックを誰よりも特別視していたのはジョンだったんだなって思いました。ジョンはシャーロックと対等でありながら、心のどこがでシャーロックを「ヒーロー」としていたのでは? ヒーローは人を救えて当たり前。ならシャーロックだって、メアリーを救えて当たり前なんじゃないのかって思っていたように感じます。だから、あの怒りは「正義のヒーローに裏切られたときの怒り…?」とか考えたら涙が止まりません。
いや、でも、メアリーがモリアーティ絡みのけんで死んでしまうのならそれはそれで流れとしてはありかなって思ったんですけど、これは完全にメアリーが生きてきた結果に訪れたことで。
メアリーはスパイとして人を殺してきた行いに、シャーロックは人の気持ちを無視してきた行いに、ジョンは浮気してしまった行いに。みんな自分の行いの結末、首を絞められてはいるのでは?と思いました。

これ以上語ると、人の意見を自分の意見として語ってしまいそうなので止めておきます。

前半でメアリーやジョンに対しいろいろ言ってますが、2人とも大好きですからね。ただ、あまりにも物語の展開のショックが大きすぎて…。ごめんなさい。
愛情の裏返しです。

今回のエピソードは結末に向けての伏せんであることを祈ります。
でも、大団円はないんでしょ?
知ってる…だいじょうぶ、だいじょうぶ。
残るは、「モリアーティの存在」と「シャーロック自身について」の謎ですかね。
「臥せる探偵」とかしんど過ぎなタイトルですけど…来週はもっと気合いを入れて観ます。

何やかんや言って、本当に面白かったのは確かです!!!

SHERLOCK

いや~~7月間近。シャーロックがそろそろ国内放送されますね。私は今年1月から出回っているシャーロック関連の記事を読まないようにしていたんですよ。
ちょいちょい、ネタバレも入ってくるので事前情報はS4のテーマ「Thatcher」「Smith」「Sherrinford」と予告動画の知識しかありません。楽しむには十分だと思っていたんです…。
そう…思っていたんです…。
ですが先日、シャーロック関連の記事を読んでしまいましてね。

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はっ????
いやいやいや…。
はっ????
シャーロックはS4で終了…??
えっ…ちょっと…なにを言っているかわからないんですが…。
最初、驚き過ぎて情報を処理出来ませんでした。
主演である2人や出演キャスト陣がめちゃくちゃ忙しくなってしまったし、当分待たされる覚悟はあったんです。あったんですよ!!!!!!
なのに現在では続投する予定はなし。
嘘だと言ってよ…。
もう放送が間近に迫っていて期待値が高まっていただけに、しんどいです。
どんなことにも終わりがあることはわかっています。でも私の中の理想とするシャーロック・ホームズ像は「シャーロック」なんです。
正典は無論大好きです。数多く映像化がされている中、私が思う理想のシャーロック・ホームズは「シャーロック」がぴったりで、「この時代に生まれたことに感謝」ってレベルなんですよ。
正典が読めて、「シャーロック」が観れるこの時代。
感謝しか出来なくないですか?
奇跡ってレベルじゃないですか。
でも、ヒュー・ジャックマンも「パーティーは惜しまれながら帰った方がいい」って言ってたので…キャスト陣の忙しさからしても仕方がないですしね…。
本当に「えっ、この人がシャーロック・ホームズ役なの…?」と思っていた頃が懐かしい。いまじゃ、大好きな俳優さんになっています。
S4への心構えが完全に「楽しみ~~」から「腹くくるぞ」になりました。
いろんな意味で胸が痛い。噛み締めよう…シャーロックを噛み締めよう…。
それに絶対に作らないわけじゃなくて、「現段階では予定がない」だけだし!!!
ポジティブに行こう!!!!!!

シャーロックのスタッフが製作する吸血鬼のドラマもめっちゃ楽しみです。まだキャストも内容もわかっていないのに最高なのはわかる!!!!!! 私にはわかる!!!
もう、一生ゲイティス先生とモファット先生には足向けて寝れない!!! 
私は一生、先生たちに楽しませて貰いますね。

7月が本当に怖いですが、放送を楽しみにしています。


画像サイト:https://kaigai-drama-board.com/posts/7942?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

小さな巨人

→山田×香坂.渡部×香坂.香坂真一郎総受etc...

→ドラマ視聴済

※ネタバレあり

私を3ヶ月熱くさせたドラマです。こんなに熱が入るのは久しぶりで、逆に何を書いたらいいのかわからないくらいです。

警察内部に重点を置いたドラマなんですけど、まぁスーツ姿のいい男がわんさか出てくるんですよ!!! あ~~この時点で最高のドラマなんですけど、人間関係がもう言葉にならないくらい最高なんです。

香坂さんは捜査一課長を目指していて、着実に出世をしているんですが些細なことで所轄に飛ばされたところからが本番。香坂さんは最初どこか機械のような人だったんですけど、所轄に移り「渡部さん」という刑事に出会い少しずつ良い方向へと変わっていきます。渡部さんもまた、香坂さんと出会うことで変わっていくんです。裏切りが多いこのドラマ内で
、この2人の信頼は「絶対」なんですよ。
渡部さんが香坂さんに言った最高の台詞は「私にとって正義はあなたなんです」と言うところです。
私「は~~~~~~~」しか言えませんでした。

そして、このドラマの爆弾とも言えるのが「捜査一課長 運転担当 山田春彦くん」なんです。もうね、ポテンシャルが凄くて何度も彼には踊らされたことか!!!!!!
なんか「山田春彦くん」だけフルネーム呼びなのが私のやばさを物語っていると思うんですよ。
1話から「山田春彦くん、絶対香坂さんのことが好きだ…」って伝わってくるんですよ。香坂さんが左遷されてから当たりが強いんですけど「なんで、こんなところで躓いているんですか」って言う尊敬しているが故の苛立ちなんです。所轄に染まっていく香坂さんへの苛立ちが半端なくて「僕の香坂さんを返せ!!!!!!」って感じなんですよ。
やばくないですか?? やばくないですよね??
山田春彦くん関しては「ど、どうじんしかな?」って展開が山ほどあって何度萌えすぎて泣きそうになったのかわかりません。
公式が最大手とはこのかと何度噛み締めたことか…。
もう、山田春彦くんは各回ごとに伝説を作っているので、逆に何を言ったらいいのか正直わからないレベルです。すいません…私のTwitter(@Haaaaaakumai)見て下さい。
山田春彦くんで最高に萌えた台詞は香坂さんに「運命共同体です」って言ったところです。萌えすぎて、ちょっと意味がわからなかったですね。最初、私の幻覚かなと思ったくらいです。
これはもうプロポーズ…プロポーズだ…号泣って感じでした。
テレビの前でめっちゃ手を合わせましたし…。
山田春彦くんはかなり恐ろしい存在でした。
同期の藤倉さんや捜査一課長の小野田さんも香坂さんのこと好きなんだろうな…って感じでいろいろとやられました。

もう香坂さんは警察の姫って感じですね。頭の男を虜にする。山田春彦くんと渡部さんはナイトです。ドラマ内でもガチのナイトっぷりでヤバかったです。
でも香坂さんには可愛い素敵お嫁さんがいるんですよ!!!!!! 魔性かよ?!
まぁでもこれで、お嫁さんがいなかったら流血沙汰の事件が起きてもおかしくないですからね…本当にそこはね…。

今回のTBSには感謝しかなかったです。最終回後の虚無感がはんぱない…。これから私は何を糧に生きたらいいのか…。
私はちいきょの屍ですよ…。

本当に素敵なドラマをありがとうございました。

CRISIS

→田丸×稲見

→ドラマ視聴済

※ネタバレあり

金城作品が大好きなので今回も期待していましたが、期待通り面白かったです。本当に最高で金城先生に合掌するレベルでした。

今作は「闇の向こうには国が動いている」、「警察は正義ではない」というのがテーマでした。どの回もすっきりしなく、世の中の不条理さが作品から感じられました。アクションも最高で、台詞のないアクションシーンだけの場面が一番好きです。警棒を出すところも最高で、稲見さんと田丸さんが一緒に警棒を出すシーンは仮面ライダーの変身シーンに匹敵するレベルでかっこよかったです。

とか言いながら、萌えたんですけどね。
稲見さんは元自衛隊員でやばい任務もこなしていました。軽薄で明るく、女遊びも激しく正しく「チャラ男」という感じなんですけど過去がヤバいだけに稲見さんの軽薄さや明るさが痛々しかったです。田丸さんは元公安で潜入捜査や国家に関わるヤバい任務についていました。生真面目なだけに「あ~しんどいだろうな」と抱えている闇の深さを感じとれました。
この2人正反対でそりが合わないかと思ったら、案外仲良しなんですよ。なんやかんや田丸さんは稲見さんを心配してくれているし、稲見さんは田丸さんを心配しているんですよ。んんんんんんんんんん、堪らないですね!!!!!
テレビを観ながら「アザッス!!!!! アザッス!!!!!」と何度拝んだことか。
特に最終回がヤバかったんですよ。稲見さんの過去の仲間である結城さんが復讐の為にテロを起こすんですけどその時、田丸さんが稲見さんに言った台詞が最高なんです。
「自分を罰するために死のうとするな」
「お前は俺だ。俺の前でお前を死なせるようなことはしない」
え~~~こ、公式~~~~。
夢か。夢なのか?
夢じゃない~~~。
表裏一体というよりは、共同体のような関係だと思いました。お互いに抱えているものの重さや辛さがわかるだけに惹かれ合うものがあるのだと感じました。

特捜班が国家の仇となるような雰囲気で終わったんですが、そりゃそうだろうなと思いました。この作品の登場人物ろくなのがいないので、この面子が敵になったら最高に面白いだろうなと思ってしまいました。普通に見たいです、先生~お願いします。
「CRISIS」って「危機」ってことですけど、国家の危機を特捜班が解決するって意味ではなくて、特捜班という存在が国家にとって「危機」になりうるって意味かなと個人的に思いました。

本当に面白いかったです。
次作品も期待しています。
その前にボーダーがやるんですよ。金城先生、私にあまり餌を与えないで下さい。新作まで我慢出来なくなってしまいます。