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男同士の言葉に出来ない何か

銀と金

→銀二×森田.森田総受けetc...

→ドラマ視聴済

福本作品にしっかり触れたのは「銀と金」が初めてです。
いや~~本当に面白かったです。
兄は昔から福本作品が大好きだったのですが、私は何故か興味を示さずそして現在ずぶずぶにハマるという。お兄ちゃん、ごめんよ。
妹はまだ幼かったのです。

もうね、森田の才能がどんどん開花していくのがたまりませんでした。
結局、森田に必要だったのはきっかけ。ただ、普通のきっかけではなく「平井銀二」という人間と出会うことが森田自身の殻を破る為に必要だったのだと思いました。
また「銀王さま」と呼ばれている銀さんが自ら声を掛けたというのが堪らなくしんどい。
裏社会のフィクサーとも呼ばれている銀さんが、くすぶっている森田に声をかけた。
やばくないですか??
やばいですよね??
私、息が出来ないんですけど???
しかも!!!!!! しかも!!!!!!
銀さん、めっっっっちゃ森田のことを信頼してるし!!! 森田も、銀さんのことめっっっっちゃ好きだし!!!
セザンヌ編でお金を手にしたとき「これで銀さんに会える」って森田言ったんですよ。笑顔で。
は~~~しんどい。
大好きじゃん。銀さんのことめっっっっちゃ大好きじゃん。
巽さんには銀さんに似てるって言われるし。
やめて、私のライフはと思っていたら最高の爆弾。
「俺が牙、お前の豪運が翼、2人でこの国の牙城を撃つ」
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!
何これ…プロポーズかな?
わ、わたしのもうそう?
わけがわからなくなり泣く。
公式が最大手とはこのことか。
そして蔵前編での「俺の右腕である森田が」でぶじしぼう。私物。森田は銀さんの私物~~あ~~。これが現実。合掌。
結局、2人は別れちゃうんですけど森田は「銀さんと組みたい」ではなく「銀さんと身が焼ける勝負がしたい」と思い銀さん達の元を去るんですよ。
凄くないですか。あの「銀王」と勝負がしたいんですよ森田は。くすぶっていた頃を思うと本当に成長したし、もし銀さんと出会えなかった森田を想像するだけで、やっぱり2人の出会いは奇跡だったんだねって思います。
ラスト、「また会おう」からの「お久しぶりです」がね~~。
森田頑張ったね。銀さんにまた会うためにどれだけ頑張ったのだろうか。泣ける。
原作は森田が純粋が故に別れる出演でそれから休載なので、ドラマはある意味理想とも言える夢の終わり方でした。
どうじんしでみたやつだ!!!!!
で、成長した森田に感動ながらも無意識に森田に独占欲を向けていたらいいよ。
森田天然たらし属性だから銀さんがめっっっっちゃ嫉妬してくれたら嬉しい。わたしが嬉しい。

私、クソ腐女子だから「銀と金」は「銀さんと森田」を表しているものだと思っていたんですけど、兄から将棋の駒のことを指していると言われました。「銀」という駒がありその裏が「金」だと教えてもらい再びぶじしぼう。
あ~~2人はプリキュア???
プリキュアだったのか~~。
しんどい。これはしんどい。

リリー銀さんのかっこよさがはんぱなかったです。これじゃ森田も好きなっちゃうよ~~。は~~。
銀さんファミリーから森田めっっっっちゃ可愛がられたし、とてもおいしかったです。
欲を言えば、神威編や森田離脱で荒れる銀さんを見たかったです!!!!!!

もう、ありがとう御座いましたとしか言えないドラマでした。
本当に素敵な作品をありがとう御座いました!!!!!!

シンゴジラ

※ネタバレあり

めっっっっちゃ面白かったです!!!! もう、本当に面白くて終始口が開きっぱなしでした。
のっけから自分が利用している場所が崩壊して笑いました。
「私、確実に死ぬじゃん~」
とか言ってたら、長谷川博己竹野内豊がかっこいい。死ぬほどかっこいい。スーツが似合い過ぎて胸が痛い。しかも内閣府
あ~~語彙力が失われて行く。
で、ゴジラ来たと思ったらゆるキャラのように可愛いい。
「かっ、かわいい。ご、ごじら?」
困惑したものの進化したら、めっちゃかっこよくして痺れました。やっぱりゴジラはこの姿が最高ですね。
しかも!!!!!! 煙幕?のようなものを口から出したら思ったら火炎放射!!! からのビーム!!!
かっこよすぎ…本当にかっこよくて「かっけー」って叫んじゃいましたよ。
ゴジラ本当にかっこよすぎ…。

みんなが一丸となってゴジラに立ち向かっていく姿は圧巻でした。何度も危機に直面し乗り越えてきた日本人だからこそ、ゴジラに対応出来る。「危機でさえも日本は成長する」のところは鳥肌が立ちました。もう、何も言えない!!!

結局ゴジラは一時凍結したわけで、倒せてはいません。めでたしではない。それが逆に良かったです。
私は馬鹿なので話の全てを理解したわけではありません。でも、庵野監督が伝えたかったことを少しは理解出来た気がします。
平和な明日があるから幸せなのではなく、人が生きていることが幸せであり希望なのだと感じました。
震災のことを踏まえて「頑張れ」ではなく「大丈夫」ってことを伝えたかったのではないかと思いました。
どんなに逃れることが出来ないことが起こっても、それでも明日はやってきて、「希望の明日」ではないけれど、人は生きていかなくてはいけない。
庵野監督の鬱期のことも考えるとこの映画から「人=希望」なんだということがとても伝わってきます。
監督無理しないで~。
自衛隊の前での矢口の挨拶は不覚にも泣けてしまいました。いや~~まいった。
無人車両爆弾はかっこよすぎた。あんなん、痺れるわ!!!
作戦とかサントラとかにエヴァの面影を感じました。

まぁ、これだけ言っておきながら赤坂と矢口の関係にくっっっっっそ萌えたのも事実ですけどね!!!!!!
本当に申し訳ないと思っています。
2人が並んだだけで息が止まりそうでした。
んんんんんんんんんん、しんどい。
多く人間関係を語られていないだけに、妄想がはかどる。赤坂は矢口のことめっっっっちゃ気にしてるんだね。心配してるんだね。
神よ;;
矢口がワイシャツの襟を立ててネクタイするところもたまりませんでした;;
あ~~~~~~。
頭抱えるレベルの色気。
あざっっっっっす!!!!!!

本当に素敵な映画でした。
ありがとう御座いました!!!!!!

リバース

湊かなえ

講談社

※ネタバレ・ホモあり

今回はいつものオムニバス形式ではなく、一人のしかも男性視点でとても新鮮に感じました。主人公・深瀬が感じる人間関係に対する消化出来ない気持ちは凄く共感しました。
人は誰でも言えない過去を持ってはいるけど、深瀬の場合は世間から見て「平凡」に見えるだけに抱えている過去との落差に物語が見えます。湊さんは、本当にこういう話が上手い。
最初はミステリーと感動系の合わせ技かなと思っていたら、イヤミス。ラスト2ページが本当にすごかったです。まどマギの映画を観た時と同じ気持ちになりました。
「良かったね…めでたしめでた、あああこれ虚淵作品だった…」
この感じを思い出しました。

そして湊かなえ作品で初めて推しCPが生まれました。自分でも驚きです。
主人公深瀬と友人広沢です。広沢は深瀬が友人と呼べる唯一の存在であり初めての親友。とても温厚で優しく人を惹きつける魅力がある人なんですが、ここまでだとCP的に深瀬×広沢になりそうですが私は広沢×深瀬を推したい。
一件、内向的な深瀬が広沢に執着して矢印が多い様に思えますが、、広沢の方が深瀬に対して矢印が多いんですよ。
広沢はいい人なんですが、あまりに温厚な故に物事に執着しない人。くるもの拒まず、去るもの思わず。友人を思うあまり自分のことは口にしないし、相手に無理に理解されたいとも思わない。けど、深瀬と一緒にいるのは楽しいとはっきりとした自覚があるんですよ?? やばくないですか? やばいですよね??
深瀬の煎れた珈琲をのみながら一緒に映画を観て1日を過ごすんですよ? カップルかな?
広沢の親御さんに「一緒に珈琲を飲む相手は君か~」からのてっきり恋人が出来たのかと思っていたの流れは最高。本当にしんどい。やめて、彼はもういないの。でも深瀬との時間は大切だったというのが、広沢が亡くなってから知るというのがまたね~~。
深瀬から感じる未亡人感がやばい。
結末は深瀬の善意が広沢を殺してしまったわけですけど、広沢は許すんだろうなと思います。笑って「しかたないよ」と告げる広沢に対し「ごめん」と泣きながら謝り続ける深瀬。「泣くなよ」と言いながら深瀬を抱きしめる広沢。
あ~~~誰か恵んでおくれ。
しかも!!! しかも!!!
連続ドラマ化!!!
深瀬がふじわらたつやとかひぇぇぇぇ。どう足掻いてもリア充な気が。でも闇を抱えているので合うかな。あと広沢がこいけてっぺい。まじか。個人的に大柄めの屈強な男ぽいイメージがあったんで驚きです。
でもCPに変更はなし。広沢×深瀬で行かせてもらいます。
んんんんん、くっっっっっそ萌えCPなのにマイナーな修羅の道なのが辛いです。
流行れ、流行ってくれ!!!

湊さんの男性が主人公の小説をもっと読みたいと思いました。
本当に面白かったです。

メガバンク

→桂専務×二瓶総務部長代理

→ドラマ視聴済

※ネタバレあり

銀行危機の話なんですが、こういうの好きなんですよ。為替とか銀行組織のことなんか、全然理解していないんですけどね。
WOWOW制作なんでとても丁寧に作られていて面白かったです。
椎名桔平さんが震えるほどかっこよかった;;

桂専務が自分の後輩ではなく二瓶に声をかけるのが、くっっっっっそやばかった。危機的状況を回避したんだし、まぁ当然といえば当然なんですけど今回の件がなかったら話こともなかった2人って考えると脳みそがとける。
お互いに打ち解けて共闘するまでが結構長いので、私は「早く仲良くなってよ~」と悶々としていました。
特に萌えたのは、二瓶がスパイをしていたと打ち明けて桂専務がブチギレるところが最高でした。
まず、二瓶が桂専務の家にいるというのがやばかったです。
えっ? 家に行っちゃうの?? あ~~。
外では迂闊に話せないことだし仕方がない。これは仕方がないことだと自分に言い聞かせました。
ただ、「あれ専務、二瓶のこと好きなの?」と感じたのは私だけでしょうか。
私だけじなゃないと信じています。
スパイをしていると二瓶が打ち明けとき、キレるのは当然のことだと思います。でも、単純に「二瓶に裏切られた」ということに腹を立てていたら私は…私は…。 
ここのやり取りが私には、カップルの痴話喧嘩みたいに見えてしまったので謝りますね。本当にごめんなさい。
その後の流れも最高で、二瓶にも守りたいものがありその為にスパイをしたというのがわかり許す感じの流れになっていたとき、再び二瓶が現れて鞄を取りにきたと思えば「帰り方がわからないので教えて下さい」と。
かっ、かわいい…。
ここ、惚れる場面だと思いました。
桂専務めっちゃ笑って、もう一度二瓶と組むことになったんですけど…専務、二瓶のこと好きでしょ??
もう、この流れは好きでしょ??
お互いにパートナーがいるので容易くホモには出来ないんですけど、この流れはホモ。
震えるほどかっこいい桂専務が次第に二瓶に惹かれていく展開を早く…誰か早く私に下さい。
それからバディらしくなり2人で試行錯誤する展開は最高に熱かったです!!!
2人が勝利してお互いに見つめ合いながら腕を上げるシーンは拝み倒すレベル。
欲を言えば、桂専務が辞めるとき二瓶にもお見送りして欲しかったです。
泣いて専務を送り出す二瓶氏を見たかった;;
だがしかし!!!
黒幕である五条元長官と桂専務が再び闘うであろうという伏せんがありましてね。
バディ復活して;;
また、二瓶と組んで欲しいなと思いました。本当にお願いします。
萌えと妄想が蔓延って自分でも何を書いているのかわからない。
でもこの萌えが伝われば嬉しいです。

続編を、何卒よろしくお願い致します。

伊藤カイジ

カイジくんがかわいい。
カイジくんがかわいい?? えっ、カイジくんがかわいい…。
自分でもわけがわからないです。でも、カイジくんかわいい。
何で今更なのか自分でもわからない。
原作だって、アニメだって、実写だって知ってた。だから思う。
なぜ、いまなのか。
クズなの。カイジくんはクズなの。でもね、優しいの。変なところで筋通すの。なら、真面目に働けよって思うんだけどカイジくんならそれもまた魅力かなとか思っている自分がおかしい。私、勤勉で一生懸命名な人が好きな筈なんですけど。おかしいな~~。
きっと、カイジくんが裏切られても人を信じることのできる人だから好きなんだと思う。私、そういう人に弱いんですよ。
しかもここぞというときの頭の良さ。爆発力。しんどい。ギャップ萌えか?
あ、逆萌えアニメだったね。
本当にかわいいとかっこいいとクズを兼ね備えているカイジくん素敵。
頭がとけそうなレベルで好き。
私が石油王なら一生面倒みるのに。あ~~~石油王になりたい~~~。
カイジくんの信頼出来る人間のポジションにつきたい。そしたら死ぬけど…カイジくんに信頼されたい。
「信じてたぜ!」
決め顔で言われた日は記念日になる。
君が 信じてるぜ と いったから 今日は記念日
サラダ記念日的な??
は~~たまんないね~~。
あと全面的に肯定して欲しい。
「わかるよ」
なんて言われたら私泣くわ。
マザテレカイジくん、最高です。
それで私は結婚しようって言う。
うん、はっぴーえんどだね。
カイジくん結婚してくれ~金は出すからさ~。
ほも的な意味でもめっちゃ萌えているのに、結婚して欲しい願望の方が強かったです。
CPについてはまた、改めて書きます。

スタートレック ビヨンド

→スポック×カーク/船長総受etc...

※ネタバレあり

第3弾ということで、今回もまた楽しみにしていました。ただ、監督がJJではないことに不安はありました。
観終えた感想として、普通に面白かったです。ですが、少し物足りなさを感じました。
JJ帰ってきてくれ!!!!
個人的にJJが好きなのでとても残念です。

無印は「出会い」を描いていて、物語がこれからどう展開していくのかというわくわく感がたまりませんでした。本当に血が沸騰するかと思うくらい面白かったです。何より、カークとスポックという正反対の2人がお互いに認め合う過程がたまりません;;
「こいつ無理」からの「こいつ意外とやるじゃん」がもうしんどすぎてしんどすぎて;;

ITDはカークとスポックの「友情」を描いていてお互いに認め合ってはいるものの見ている方向が違う為になかなか噛み合わない2人が最高でした。カークはスポックを友達だと思っているのに、それがスポックには伝わってないのがまた…また…ね…。
特に最後は何もいうことが出来ないほどの「男2人」でした。
私は夢を見ているじゃないかと思うくらいすごかったです。
あの「長寿と繁栄」はね。
同人誌かな? 同人誌かな? と思いました。
萌え過ぎて胸が痛いわ。

今作は「迷い」を描いていたと私は思います。あと「クルーとの絆」ですかね。カークはあてのない宇宙のキャプテンという立ち位置に対し、スポックは自身の死に直面し今後の未来について悩みを抱えていました。テーマがテーマだっただけに、カークとスポックが常に一緒というわけではなかったのが残念です。悩みは1人で解決するものですから、仕方ないですけどね。
クラールのなれの果ては、カークも歩むかもしれない未来なのだと感じました。貢献したのに見捨てられ、自分の知らぬところでは伝説と言われている。辛いですよ。クラールの復讐心がはっきり描かれていたのは良かったです。
まぁ例え、カークがクラールになってしまう可能性があったとしてもスポックがいる限り大丈夫!!!
だって、最後カークを助けたスポックは完全に白馬に乗った王子さまだった!!!!
そしてカークの殺し文句。
「やっぱりお前がいないと駄目だな」
あ~~~~あ~~~。これはずぶずぶですわ。こんなこと言われちゃ離れられませんわ。
船長ずるい~~。こうやってどれだけの人間を魅了してきたの??
スポック頑張って!!!
あと、お互いの抱えてるものを敢えてさらけ出さなかった出演がたまりませんでした。あ~言わないのか。言わないのか~。たまんねぇなぁ~~。
もう死にそうでした。

「ビヨンド」のサブタイもあっていて良かったです。意味合いとしては「何かを越える」、「向こう」というらしくて2人の心理描写にも合っていたので「は~~~」って感じです。失われし語彙力。

でも1作目と2作目の衝撃が強すぎて私には少し物足りなかったというのが本音です。もっとスポックとカークはいちゃいちゃしていいのよ?

エンターテイメントとしては、とても面白かったです。
これからの展開も凄く楽しみです。

破門

→桑原×二宮

→映画

※ネタバレあり

原作もドラマ版も観ていますが、今回は敢えて映画だけの感想になります。

蔵原さんと横宮くんの関係は原作に忠実な感じがしました。お互いに利害の一致だけの関係。それ以上でもそれ以外でもない。けど、お互いの存在が気になるよという感じがたまらなかったです。
スマホを横宮くんに持たせるのも親切心かと思ったらしっかり裏があるし、「こいつ隙あらば裏切る」と2人して思っているのは業が深い。
ネクタイを引っ張るところは同人誌で見たことあります。そのままキスするときにする動作ですよね!!!
公式すごい!!!!!!

お互いに見下してるけど、大好きなくせにと映画を観ながら心の中で叫んでました。
特に「ワシのこと嫌いになったんか」と蔵原さんが二回も言っているとこがやばかったです。
んんんんんんんんんんんんんん、公式からの供給についていけません。
この台詞の何がやばいかって「嫌いになったんか」というところ。嫌いに決まってるじゃん。寧ろ、好かれる要素どこ?? 状態なのにわざわざ聞くかそんなこと。「嫌い」って返ってくるのがわかりきっているのに。でもこの問いかけで、横宮くんが自分のこと好きだと思ってたの??? 
へ~~ヤバすぎ。
もうわけがわからないくらいやばい。
やめて、私死にそう。

横宮くんもわざわざライター返しに行くのがやばい。嫌いなら返さなくていいじゃん。本人が来たら返せばいいじゃん。なんで、わざわざ返しにいくの?? 
本当は破門にされた蔵原さんが心配だったんでしょ。ライターは口実なんでしょ??
知ってる。知ってるよ!!!!!!
ばか!!!!!!
しかも、また一緒に仕事するし。悠紀ちゃんにめっちゃ釘刺されたし、自分からも「絶対にもうしない」って言ってたのに。結局、大好きなんだね。
ここで「ワシのこと嫌いになったんか」、「もとから嫌いですわ」の応酬が最高でした。
なに、嬉しそうに「ワシもや」とか言っての蔵原さん。これは二人だけにわかる「好き」という隠語では???
横宮くんは無意識だけど、蔵原さんは横宮くんへの好意に気がついててお互いにしっくりくる言葉が「嫌い」だから何回も横宮くんに言わせてるんじゃ? なんかこう、もっと上手く言いたいのに語彙力がないから表現出来ません。

そして、最後の横宮くんのモノローグ。
「とんでんのやろか、おちてるんやろか。まぁ、どっちでもええわ」(意訳)
何がどっちでもいいの!!!
自分の嫌いな疫病神と一緒なんだから墜ちてるに決まってるでしょ!! 確かに横宮くんの仕事は見下しているヤクザに頼る仕事だし、本人がもとからクズだからいい位置にいるとは言えないけどさ。嫌いな相手と一緒にいて「どっちでもいい」とは思えないと私思うの。
これ私の勝手な解釈ですけど、「蔵原さんと一緒なら、どっちでもいい」ってことなんじゃないと思いました。

「一蓮托生」という名の「運命共同体」ですね!!!!!!
おめでとうございます!!!!!!

全体に原作とドラマのいいとこどりという感じでした。でも、ラストはどちらとも全く違うので差別化をはかれたのではないかと思います。
二人の関係性でいうと原作以上ドラマ以下。原作が利害の一致。映画が一蓮托生。ドラマが運命。別にドラマを贔屓しているわけじゃないです。本当にドラマはお互いがお互いを好き過ぎなんですよ。
また、別に書きますけど。

本当に面白かったです。
是非、疫病神から映画にして欲しいなぁと思いました。