行間を読む

男同士の言葉に出来ない何か

リバース

湊かなえ

講談社

※ネタバレ・ホモあり

今回はいつものオムニバス形式ではなく、一人のしかも男性視点でとても新鮮に感じました。主人公・深瀬が感じる人間関係に対する消化出来ない気持ちは凄く共感しました。
人は誰でも言えない過去を持ってはいるけど、深瀬の場合は世間から見て「平凡」に見えるだけに抱えている過去との落差に物語が見えます。湊さんは、本当にこういう話が上手い。
最初はミステリーと感動系の合わせ技かなと思っていたら、イヤミス。ラスト2ページが本当にすごかったです。まどマギの映画を観た時と同じ気持ちになりました。
「良かったね…めでたしめでた、あああこれ虚淵作品だった…」
この感じを思い出しました。

そして湊かなえ作品で初めて推しCPが生まれました。自分でも驚きです。
主人公深瀬と友人広沢です。広沢は深瀬が友人と呼べる唯一の存在であり初めての親友。とても温厚で優しく人を惹きつける魅力がある人なんですが、ここまでだとCP的に深瀬×広沢になりそうですが私は広沢×深瀬を推したい。
一件、内向的な深瀬が広沢に執着して矢印が多い様に思えますが、、広沢の方が深瀬に対して矢印が多いんですよ。
広沢はいい人なんですが、あまりに温厚な故に物事に執着しない人。くるもの拒まず、去るもの思わず。友人を思うあまり自分のことは口にしないし、相手に無理に理解されたいとも思わない。けど、深瀬と一緒にいるのは楽しいとはっきりとした自覚があるんですよ?? やばくないですか? やばいですよね??
深瀬の煎れた珈琲をのみながら一緒に映画を観て1日を過ごすんですよ? カップルかな?
広沢の親御さんに「一緒に珈琲を飲む相手は君か~」からのてっきり恋人が出来たのかと思っていたの流れは最高。本当にしんどい。やめて、彼はもういないの。でも深瀬との時間は大切だったというのが、広沢が亡くなってから知るというのがまたね~~。
深瀬から感じる未亡人感がやばい。
結末は深瀬の善意が広沢を殺してしまったわけですけど、広沢は許すんだろうなと思います。笑って「しかたないよ」と告げる広沢に対し「ごめん」と泣きながら謝り続ける深瀬。「泣くなよ」と言いながら深瀬を抱きしめる広沢。
あ~~~誰か恵んでおくれ。
しかも!!! しかも!!!
連続ドラマ化!!!
深瀬がふじわらたつやとかひぇぇぇぇ。どう足掻いてもリア充な気が。でも闇を抱えているので合うかな。あと広沢がこいけてっぺい。まじか。個人的に大柄めの屈強な男ぽいイメージがあったんで驚きです。
でもCPに変更はなし。広沢×深瀬で行かせてもらいます。
んんんんん、くっっっっっそ萌えCPなのにマイナーな修羅の道なのが辛いです。
流行れ、流行ってくれ!!!

湊さんの男性が主人公の小説をもっと読みたいと思いました。
本当に面白かったです。

メガバンク

→桂専務×二瓶総務部長代理

→ドラマ視聴済

※ネタバレあり

銀行危機の話なんですが、こういうの好きなんですよ。為替とか銀行組織のことなんか、全然理解していないんですけどね。
WOWOW制作なんでとても丁寧に作られていて面白かったです。
椎名桔平さんが震えるほどかっこよかった;;

桂専務が自分の後輩ではなく二瓶に声をかけるのが、くっっっっっそやばかった。危機的状況を回避したんだし、まぁ当然といえば当然なんですけど今回の件がなかったら話こともなかった2人って考えると脳みそがとける。
お互いに打ち解けて共闘するまでが結構長いので、私は「早く仲良くなってよ~」と悶々としていました。
特に萌えたのは、二瓶がスパイをしていたと打ち明けて桂専務がブチギレるところが最高でした。
まず、二瓶が桂専務の家にいるというのがやばかったです。
えっ? 家に行っちゃうの?? あ~~。
外では迂闊に話せないことだし仕方がない。これは仕方がないことだと自分に言い聞かせました。
ただ、「あれ専務、二瓶のこと好きなの?」と感じたのは私だけでしょうか。
私だけじなゃないと信じています。
スパイをしていると二瓶が打ち明けとき、キレるのは当然のことだと思います。でも、単純に「二瓶に裏切られた」ということに腹を立てていたら私は…私は…。 
ここのやり取りが私には、カップルの痴話喧嘩みたいに見えてしまったので謝りますね。本当にごめんなさい。
その後の流れも最高で、二瓶にも守りたいものがありその為にスパイをしたというのがわかり許す感じの流れになっていたとき、再び二瓶が現れて鞄を取りにきたと思えば「帰り方がわからないので教えて下さい」と。
かっ、かわいい…。
ここ、惚れる場面だと思いました。
桂専務めっちゃ笑って、もう一度二瓶と組むことになったんですけど…専務、二瓶のこと好きでしょ??
もう、この流れは好きでしょ??
お互いにパートナーがいるので容易くホモには出来ないんですけど、この流れはホモ。
震えるほどかっこいい桂専務が次第に二瓶に惹かれていく展開を早く…誰か早く私に下さい。
それからバディらしくなり2人で試行錯誤する展開は最高に熱かったです!!!
2人が勝利してお互いに見つめ合いながら腕を上げるシーンは拝み倒すレベル。
欲を言えば、桂専務が辞めるとき二瓶にもお見送りして欲しかったです。
泣いて専務を送り出す二瓶氏を見たかった;;
だがしかし!!!
黒幕である五条元長官と桂専務が再び闘うであろうという伏せんがありましてね。
バディ復活して;;
また、二瓶と組んで欲しいなと思いました。本当にお願いします。
萌えと妄想が蔓延って自分でも何を書いているのかわからない。
でもこの萌えが伝われば嬉しいです。

続編を、何卒よろしくお願い致します。

伊藤カイジ

カイジくんがかわいい。
カイジくんがかわいい?? えっ、カイジくんがかわいい…。
自分でもわけがわからないです。でも、カイジくんかわいい。
何で今更なのか自分でもわからない。
原作だって、アニメだって、実写だって知ってた。だから思う。
なぜ、いまなのか。
クズなの。カイジくんはクズなの。でもね、優しいの。変なところで筋通すの。なら、真面目に働けよって思うんだけどカイジくんならそれもまた魅力かなとか思っている自分がおかしい。私、勤勉で一生懸命名な人が好きな筈なんですけど。おかしいな~~。
きっと、カイジくんが裏切られても人を信じることのできる人だから好きなんだと思う。私、そういう人に弱いんですよ。
しかもここぞというときの頭の良さ。爆発力。しんどい。ギャップ萌えか?
あ、逆萌えアニメだったね。
本当にかわいいとかっこいいとクズを兼ね備えているカイジくん素敵。
頭がとけそうなレベルで好き。
私が石油王なら一生面倒みるのに。あ~~~石油王になりたい~~~。
カイジくんの信頼出来る人間のポジションにつきたい。そしたら死ぬけど…カイジくんに信頼されたい。
「信じてたぜ!」
決め顔で言われた日は記念日になる。
君が 信じてるぜ と いったから 今日は記念日
サラダ記念日的な??
は~~たまんないね~~。
あと全面的に肯定して欲しい。
「わかるよ」
なんて言われたら私泣くわ。
マザテレカイジくん、最高です。
それで私は結婚しようって言う。
うん、はっぴーえんどだね。
カイジくん結婚してくれ~金は出すからさ~。
ほも的な意味でもめっちゃ萌えているのに、結婚して欲しい願望の方が強かったです。
CPについてはまた、改めて書きます。

スタートレック ビヨンド

→スポック×カーク/船長総受etc...

※ネタバレあり

第3弾ということで、今回もまた楽しみにしていました。ただ、監督がJJではないことに不安はありました。
観終えた感想として、普通に面白かったです。ですが、少し物足りなさを感じました。
JJ帰ってきてくれ!!!!
個人的にJJが好きなのでとても残念です。

無印は「出会い」を描いていて、物語がこれからどう展開していくのかというわくわく感がたまりませんでした。本当に血が沸騰するかと思うくらい面白かったです。何より、カークとスポックという正反対の2人がお互いに認め合う過程がたまりません;;
「こいつ無理」からの「こいつ意外とやるじゃん」がもうしんどすぎてしんどすぎて;;

ITDはカークとスポックの「友情」を描いていてお互いに認め合ってはいるものの見ている方向が違う為になかなか噛み合わない2人が最高でした。カークはスポックを友達だと思っているのに、それがスポックには伝わってないのがまた…また…ね…。
特に最後は何もいうことが出来ないほどの「男2人」でした。
私は夢を見ているじゃないかと思うくらいすごかったです。
あの「長寿と繁栄」はね。
同人誌かな? 同人誌かな? と思いました。
萌え過ぎて胸が痛いわ。

今作は「迷い」を描いていたと私は思います。あと「クルーとの絆」ですかね。カークはあてのない宇宙のキャプテンという立ち位置に対し、スポックは自身の死に直面し今後の未来について悩みを抱えていました。テーマがテーマだっただけに、カークとスポックが常に一緒というわけではなかったのが残念です。悩みは1人で解決するものですから、仕方ないですけどね。
クラールのなれの果ては、カークも歩むかもしれない未来なのだと感じました。貢献したのに見捨てられ、自分の知らぬところでは伝説と言われている。辛いですよ。クラールの復讐心がはっきり描かれていたのは良かったです。
まぁ例え、カークがクラールになってしまう可能性があったとしてもスポックがいる限り大丈夫!!!
だって、最後カークを助けたスポックは完全に白馬に乗った王子さまだった!!!!
そしてカークの殺し文句。
「やっぱりお前がいないと駄目だな」
あ~~~~あ~~~。これはずぶずぶですわ。こんなこと言われちゃ離れられませんわ。
船長ずるい~~。こうやってどれだけの人間を魅了してきたの??
スポック頑張って!!!
あと、お互いの抱えてるものを敢えてさらけ出さなかった出演がたまりませんでした。あ~言わないのか。言わないのか~。たまんねぇなぁ~~。
もう死にそうでした。

「ビヨンド」のサブタイもあっていて良かったです。意味合いとしては「何かを越える」、「向こう」というらしくて2人の心理描写にも合っていたので「は~~~」って感じです。失われし語彙力。

でも1作目と2作目の衝撃が強すぎて私には少し物足りなかったというのが本音です。もっとスポックとカークはいちゃいちゃしていいのよ?

エンターテイメントとしては、とても面白かったです。
これからの展開も凄く楽しみです。

破門

→桑原×二宮

→映画

※ネタバレあり

原作もドラマ版も観ていますが、今回は敢えて映画だけの感想になります。

蔵原さんと横宮くんの関係は原作に忠実な感じがしました。お互いに利害の一致だけの関係。それ以上でもそれ以外でもない。けど、お互いの存在が気になるよという感じがたまらなかったです。
スマホを横宮くんに持たせるのも親切心かと思ったらしっかり裏があるし、「こいつ隙あらば裏切る」と2人して思っているのは業が深い。
ネクタイを引っ張るところは同人誌で見たことあります。そのままキスするときにする動作ですよね!!!
公式すごい!!!!!!

お互いに見下してるけど、大好きなくせにと映画を観ながら心の中で叫んでました。
特に「ワシのこと嫌いになったんか」と蔵原さんが二回も言っているとこがやばかったです。
んんんんんんんんんんんんんん、公式からの供給についていけません。
この台詞の何がやばいかって「嫌いになったんか」というところ。嫌いに決まってるじゃん。寧ろ、好かれる要素どこ?? 状態なのにわざわざ聞くかそんなこと。「嫌い」って返ってくるのがわかりきっているのに。でもこの問いかけで、横宮くんが自分のこと好きだと思ってたの??? 
へ~~ヤバすぎ。
もうわけがわからないくらいやばい。
やめて、私死にそう。

横宮くんもわざわざライター返しに行くのがやばい。嫌いなら返さなくていいじゃん。本人が来たら返せばいいじゃん。なんで、わざわざ返しにいくの?? 
本当は破門にされた蔵原さんが心配だったんでしょ。ライターは口実なんでしょ??
知ってる。知ってるよ!!!!!!
ばか!!!!!!
しかも、また一緒に仕事するし。悠紀ちゃんにめっちゃ釘刺されたし、自分からも「絶対にもうしない」って言ってたのに。結局、大好きなんだね。
ここで「ワシのこと嫌いになったんか」、「もとから嫌いですわ」の応酬が最高でした。
なに、嬉しそうに「ワシもや」とか言っての蔵原さん。これは二人だけにわかる「好き」という隠語では???
横宮くんは無意識だけど、蔵原さんは横宮くんへの好意に気がついててお互いにしっくりくる言葉が「嫌い」だから何回も横宮くんに言わせてるんじゃ? なんかこう、もっと上手く言いたいのに語彙力がないから表現出来ません。

そして、最後の横宮くんのモノローグ。
「とんでんのやろか、おちてるんやろか。まぁ、どっちでもええわ」(意訳)
何がどっちでもいいの!!!
自分の嫌いな疫病神と一緒なんだから墜ちてるに決まってるでしょ!! 確かに横宮くんの仕事は見下しているヤクザに頼る仕事だし、本人がもとからクズだからいい位置にいるとは言えないけどさ。嫌いな相手と一緒にいて「どっちでもいい」とは思えないと私思うの。
これ私の勝手な解釈ですけど、「蔵原さんと一緒なら、どっちでもいい」ってことなんじゃないと思いました。

「一蓮托生」という名の「運命共同体」ですね!!!!!!
おめでとうございます!!!!!!

全体に原作とドラマのいいとこどりという感じでした。でも、ラストはどちらとも全く違うので差別化をはかれたのではないかと思います。
二人の関係性でいうと原作以上ドラマ以下。原作が利害の一致。映画が一蓮托生。ドラマが運命。別にドラマを贔屓しているわけじゃないです。本当にドラマはお互いがお互いを好き過ぎなんですよ。
また、別に書きますけど。

本当に面白かったです。
是非、疫病神から映画にして欲しいなぁと思いました。

おっさんずらぶ

※ネタバレあり

年の瀬の企画単体ドラマなんですけど、めっちゃ凄かったです。
主人公春田が部長黒澤と後輩長谷川から告白されて、俺どうなっちゃうの~系恋愛ドラマ。
この3人、全員男性なんですよ。
凄くないですか? 地上波でBLドラマ。
私はてっきりノーマルエンドかうやむやエンドかと思っていたらガチガチのBLエンド。
ありがとうございます。ありがとうございます。

ストーリー全体としてギャグでいくのかと思っていたらシリアスもあってしんどかったです。
部長の押しが強すぎて最初凄く笑ってしまったんですけど、部長本当に春田のことが好きなんですよ。結婚していたのに、春田に一目惚れをし、離婚。10年の片思いの末フられるとかしんど過ぎ。
は~~~本当むり。
人として好きではあるけど恋愛感情はないって気持ちをはっきりと春田は部長に伝えるんですよ。そしたら部長わかった、って。わかった、って。
春田の気持ちを尊重して、理想の上司であることを選んだ部長に涙が止まらない。
男。本当に男だよ部長。
ただ、部長と向き合う過程の中で、自分にも素敵なところがあると気づかされる春田は良かったです。
後輩くんも部長のけんがあってから焦りだして、寝てる春田にちゅーしようとして気持ちがバレてしまうんですよ。「気持ち悪い」という春田の全力の拒絶に傷つく後輩くん。ここ、しんどかったです。
ただ、途中の男同士のキャットファイトは笑いました。
部長と後輩くんがキャットファイトしたとき、部長は「春田の好きなところを10言えるか」って話になり、それに対して後輩くんは「先輩の嫌なとこ10言えるか」って言ったんです。
もう後輩くん、めっちゃめちゃ春田のこと好きじゃないですか。嫌なとこも含めて大好きなんじゃないですか。
後輩くんが春田を好きだと思ったのはいつなんですか。教えて下さい。
で、後輩くんと向き合う為に同期の女性に相談するんですけど、そこでいい雰囲気に。でも、行為をしようとすると後輩くんが脳裏にチラついて離れない。その女性、かなりの汚部屋で食生活も酷く家事が得意な後輩くんとの差があるんですよね。後輩くん、甲斐甲斐しくお世話してたからね~。
なにこれ、と後輩くんへの気持ちに困惑しながら家へ帰ると後輩くんがいない。拒絶したから出て行ってしまったのではと必死に探す春田が受けレベルカンスト状態。
やっと見つけたら出て行ったのではなく、帰郷する為だとわかり安堵する春田がめっちゃ可愛かったです。後輩くんも可愛いって抱きしめてたし。
もう、最高。
恋愛としては好きじゃないけど、一番の友だちだからルームシェアは続けたいと宣言する春田に後輩くんがちゅー。

ああああああああああああああああああああああああああああああああああ?!?!!!!

しかも「あれ、平気かも…もう一回」って春田からちゅーでおわり。

はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ?!?!!!!!

これ、同人誌で見たことある!!!

春田魔性過ぎ。二人の人から一方ではかっこいいと、一方では可愛いと見られていたんでしょ? 
これ絶対、これからもっと男にモテるやつだわ。年上年下同期、社長役職、取引会社、同級生、行きつけの店の店員etc... それで、春田争奪戦勃発するんでしょ? 知ってるよ。
だって、pixivで見たことあるもん。

この作品本当に最高でした。
でも出来ることなら部長にも可能性を残しておいて欲しかったです。
結局、2人共丁寧にお断りをして支社に移動で心機一転と想ったら実は2人共いたって展開がよかったです。
俺どうなっちゃうの~系で終わって欲しかったです。
公式さんの今後に期待です。

本当に連ドラにしてもっと丁寧な過程が見たいくらい面白かったです。
にしても、たなかけいさんの受け具合がやばい。これから私は、彼の作品を漁るように見るのでしょうね。

くっくるん

→ケイ→→→→(省略)→→→はっさく

※全話見ているわけではなく抜き抜きなので、知らない話の方が多いです。

いーてれ、でやっているお料理番組なんですが、そこに出演しているケイ(成人男性)とはっさく(幼児)がくっっっっっっそ萌えます。
本当に自分糞だな思いながらも、受信料払っていて良かったと心底思いました。

この2人は年齢差がかなりあるにも関わらず、ケイがはっさくに対して健気なんですよ。ケイはくっくるんの「ばんにん」であり、子どもたちの料理の手助けをする立ち位地なのに、まるではっさくの執事のように彼を思う。女の子もちゃんといるし、みんな可愛いのにケイには、はっさくしか見えてない感がやばい。
基本的に誰に対しても敬語なんですけど、はっさくに対してはなんかトーンが少し甘くなるし、はっさくがいないときはテンションだだ下がりだし、はっさくがピンチの時は「早く助けてあげて下さい!!!」ってガチめに言うし、なんかプロポーズまがいなことするし、はっさくを抱きかかえて逃亡するし、はっさくの定位置に違う人がいると「あの、そこ、はっさくさんの場所なんですけど」って女の子にガチで言うし。

おかしいって。私の中じゃ、おかしくないけど、おかしいって。
ケイがはっさくに片思いしているのは凄くわかる。わかるけど、ケイの公式紹介文には「はっさくと友だちになりたい」と書かれていることに頭を抱えるしかない。
友だち? 友だち?
は??????
もう、友だちの定義がわからない。
はっさくだって、別にケイのことが嫌いではなさそうだし。2人で微笑み合ったりするし。デュエットだってしたじゃん。
問題なくない???
私から見たら2人は十分、友だちだと思うのだけれど、公式は違うの?

これ以上、成人男性と幼児に何を求めろと言うの。
とは思うけど、本当はもっと絡んで欲しいのが本心です。
ケイ(成人男性)→→→→→(略)→→→→はっさく(幼児)って関係性がもう最高だし、幼児に対して敬語の成人男性って破壊力ありすぎなのに、ケイは「はっさくさん」と呼び、はっさくは「ケイ」と呼ぶ。
この、この、関係性。
ありがとうございます。ありがとうございます。
ンンンンンンンン、ここに楽園はあったのかって感じです。
かけ算よりは、片思いか足し算の方が好きですね。

今後の展開に期待なんですけど、一番やって欲しいのは「新たな男の影」なんですよね。ケイ、あれだけ片思いしてて健気なのに私は彼に嫉妬して欲しいんですよ。
で、新たな男が実は敵ではっさくがやばいって時に、普段はデレデレな顔がマジになる瞬間がみたい。
お願いしますよ!!!
実はもうやってたりします?
そしたら、不意にはっさくにデレられてフリーズするケイがみたいです。

年貢は納めているので、どうかお願いします。